suc4-d01 ・・・・ 2007年10月13日  熊本県小国町 満願寺そばとハゲ温泉

10月13日(土)少々疲れもストレスも
たまった様で、この頃スッキリしない自分にイラ
イラしている。

今日は、温泉にでも行こうと家内を誘って出かけ
ることにしました。
場所は?・そうだな、近場の鉄輪温泉も良いが、
少しドライブを楽しみながらの温泉も良いかも。
ってことで、熊本の小国方面へ向かって走り出し
ました。

大分空港道路から速見インターを経由し、日出ジ
ャンクションで大分自動車道へ乗り、湯布院を通
って九重インターで自動車道をおりました。ここ
からは国道210号線で九重役場前を通り、JR
豊肥線の引地駅前を通り国道387号線へ乗り換
えます。
この国道は玖珠町田中の交差点から始まり、熊本
県北熊本の国道3号線が終点となります。少々狭
い国道で、対向車に気を遣いながらのドライブを
強いられます。
沿線には、壁湯温泉、宝泉寺温泉、川底温泉と有
名な温泉が連なる温泉街道です。

時間は11時。ここまで来たら、満願寺まで足を
のばして秋の新ソバそばでも味わって来ようと小
国へと向かう事にしました。小国の道の駅で運転
を交代して、満願寺へと向かいます。道の両側に
はコスモスが咲き、稲が黄金色に熟れて秋の色一
色になっています。

いつもの狭い道路をくねくね曲がりながら、満願
寺温泉を抜けて目的のソバ屋にたどり着いたのは
丁度12時でした。駐車場には先客の車が1台の
みです。ここまで来る客は少ないのかな?
早速上がり込んでメニューを眺めます。私は十割
の手打ちソバ、家内は二八ソバを注文しました。
ソバのぜんざいを期待したが、冬メニューだそう
でもう少ししないと頂けないそうです。

こいつに出会ったのは、実は今年の夏でした。冬
メニューを承知でわがままをお願いしたら、なん
とつくっていただいたんです。これが最高で、ソ
バの団子の良い香りと食感がなかなかだったんで
す。二度も無理なお願いも気が引けるので、今日
はぐっと我慢してソバのみとしました。

ここのソバは北海道の畑で栽培したソバを使って
いるそうです。理由は、香りだそうで、寒い地方
で育てたソバでないとソバの香りが十分に出ない
そうです。もう一つお勧めは、わさびです。ソバ
屋の脇を流れる清流で育てたちょっと小ぶりのワ
サビが出されます。ソバに自分でワサビを擂って
掛ける事が出来るのです。

出されたソバに素早くワサビを擂り掛けていただ
く。この雰囲気が実に良いのです。通は、ソバつ
ゆにワサビを入れず、ソバに擂り掛けるのだそう
です。私もそれを聞いてから通のまねをしていま
す。

ここの主人が石臼で朝挽いてこねた十割ソバは、
新ソバの香りが高く、実に満足の行くものでした。
家内の注文した二八ソバもなかなかでした。

さて、腹も新ソバで十分に満たして今度は温泉と
しましょう。
満願寺そばの帰りは、亀山の湯が定番だったんで
すが、今日は、気になっていたハゲの湯へと向か
うことにしました。理由は?
そうですね、ハゲってなんだか良い響きなもので
すから・・・

ハゲの湯は、387号線から山へ向かって3km
ほどのところにありました。場所は、涌蓋山(別
名小国富士1500m)の北西に位置し、久住高
原筋湯温泉の斜向かいって所ですね。涌蓋(わい
た)山登山も出来るそうで、約1時間で山頂まで
行けるそうです。

行き止まりまで車を乗り入れました。見晴らしの
良い温泉があったんですが、家内同伴なので家族
風呂を探しました。行き止まりから少し下ると、
谷川に家族風呂を見つけました。ここは、「くぬ
ぎの湯」という家族風呂専用の24時間営業の温
泉です。料金は50分で1300円だったかな?
石鹸はありましたが、シャンプーはありませんで
した。
大きな檜の湯船を貸し切ってのんびり手足を伸ば
して・・・最高の贅沢感を味わいました。
命の洗濯なんて言葉がありますが、もしかしてこ
れ?そんな気分にしてくれる温泉です。もちろん
源泉掛け流しの上に、客が入れ替わる度に湯船を
空にして掃除をして、新しいお湯を入れてくれま
す。

今日は、秋の新ソバをいただいて、のんびりと良
いお湯につかって、ストレスも汗もすっかり流し
て良い気分になりました。
おっと、忘れるところでしたが、ここはげの湯は
地中から噴き出す噴気で地獄蒸しが楽しめます。
温泉につかる前にお芋でも入れておけば、お湯か
らあがる頃に丁度蒸かし上がっているそうです。
次は、サツマイモ持参で行こうかな。・・と思い
ます。


秋から冬は温泉が一番ですね。・・今日は、新ソ
バにはげの湯を楽しみました。今度はどこにしよ
うかな?楽しみです。
秋は、ソバと温泉と気持ちいい空気・・・・・

良い気分の一日でした。

温泉の湯気に明日の力をいただきました。